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21卒内定者11%減、特に減った業界は?

2020年10月19日の日本経済新聞朝刊1面に「大卒内定者11%減」という記事がありました。2021年春に入社する主要企業の大卒内定者数は、20年春入社と比べて11%減ったことが日本経済新聞社の調査で分かりました。特に採用を減らしたのはどの業界でしょうか。

ここが気になる

業種別では41業種のうち35業種がマイナスとなりました。新型コロナウイルスの影響で需要が大きく落ち込んだ観光・航空は採用を絞り込んでおり、日本航空とANAグループは一部を除き21年春入社の新卒採用を中止しています。他に減少が目立つのは新車市場が低迷する自動車・部品(29.4%減)です。なかでも販売不振が長引く三菱自動車は84.8%減らし、43人としました。

内定者が減少するのは2年連続ですが、理工系も減った(9%減)のは8年ぶりです。とはいえリーマン・ショック後の10年度(29.9%減)と比べて減少幅は小さくなっています。デジタル系の人材には根強い需要があり、NTTデータは採用を7.8%増やします。顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)に対応するため、情報システムの開発要員を強化します。

22年春入社の採用環境が元に戻るかはまだ見通せません。21年春入社と比べて採用人数を「減らす見通し」と答えた企業の比率は7.5%と前回調査から2ポイント増えており、「全く方針が決まっていない」との回答も35.6%と約8ポイント増えています。リーマン後の新卒採用が回復するまで2~3年かかったことから、今回も同程度かかるだろうとの指摘もあります。

若手編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は10月19日の朝刊1面企業面を読んでみてください。
この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。初心を忘れないよう、7年前に書いた日経のエントリーシートを大事にとってある。

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