アゼルバイジャンとアルメニア、停戦で再合意

ヨーロッパ
2020/10/18 5:43
保存
共有
印刷
その他

【モスクワ=小川知世】アゼルバイジャンとアルメニアは17日、アルメニア系住民がアゼルバイジャンから独立を主張するナゴルノカラバフ地域の紛争を巡り、18日からの停戦で再び合意したと発表した。10日の停戦発効後も戦闘が続き、双方が相手側の違反を訴えていた。再度の合意で緊張緩和を探るが、停戦が維持できるかは不透明だ。

10日の停戦後も戦闘が続き、アゼルバイジャンとアルメニア双方が相手の停戦違反を訴えていた(17日、ナゴルノカラバフ)=AP

10日の停戦後も戦闘が続き、アゼルバイジャンとアルメニア双方が相手の停戦違反を訴えていた(17日、ナゴルノカラバフ)=AP

アゼルバイジャンとアルメニアの外務省が17日夜に発表した。停戦は18日午前0時(日本時間同日午前5時)から発効した。両国の外相はロシアの仲介で9日にモスクワで会談し、捕虜交換など人道目的で10日から停戦することで一旦合意した。その後も互いに攻撃の応酬を続け、停戦は事実上、崩壊していた。

両国はロシアなどの要請に応じて改めて停戦発効の日時を宣言し、仕切り直しを図ったとみられる。停戦の再合意に先立ち、ロシアのラブロフ外相は17日、アゼルバイジャンとアルメニアの外相と電話協議した。10日の停戦合意を厳守する必要性を強調し、欧州安保協力機構(OSCE)の枠組みで和平交渉を始める方針を確認したという。

戦闘は9月27日から始まり、死者数は双方の発表だけで700人を超えた。ソ連末期から続くナゴルノカラバフ地域を巡る紛争で1994年の停戦合意以降、最大の衝突となっている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]