ムーディーズ、英国を「Aa3」に格下げ 成長鈍化を懸念

英EU離脱
ヨーロッパ
2020/10/17 8:08
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【ニューヨーク=宮本岳則】格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは16日、英国の信用格付けを1段階引き下げ、最上位から4番目にあたる「Aa3」にしたと発表した。欧州連合(EU)離脱に加え、その影響を緩和する通商協定で合意できていないと指摘。長期的な経済成長力が弱まっているなどと説明した。

ジョンソン英首相=ロイター

ムーディーズが英国の信用格付けを下げるのは、2017年9月以来、約3年ぶりとなる。格付けの見通しは、格下げ方向で見直す可能性が高い「ネガティブ」から、しばらく格下げ・格上げの可能性が低い「安定的」に変えた。ムーディーズの格付け「Aa3」は、同業S&Pグローバルの「ダブルAマイナス」に相当する。

ムーディーズは今回の格下げについて3つの理由を挙げた。EU離脱による成長力の低下に加え、財政力の弱体化を指摘した。新型コロナウイルス対策で財政拡大を迫られ、債務水準が上がると予想する。さらに政府による政策立案や執行の能力も低下していると説明した。

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