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米コロナ感染、800万人に 中西部で「第3波」警戒

(更新)
仮設病院で作業する医療従事者たち(12日、ウィスコンシン州)=ロイター

【ニューヨーク=吉田圭織】米国の新型コロナウイルス感染者が16日、累計で800万人を超えた。1日あたりの新規感染者数は7月のピーク時に近づきつつあり、冬本番を控え感染の「第3波」に警戒が強まる。大統領選の激戦州での感染拡大も目立っており、コロナ対策が選挙結果を占うことになる。

米ジョンズ・ホプキンス大によると、米東部時間16日午後2時半(日本時間17日午前3時半)時点で米国の感染者数は800万人を超えた。死者数は約21万8000人。欧州を中心に世界各地で感染が再拡大しており、世界の感染者数は3900万人、死者数は110万人となっている。

米国では感染ペースが再び上向いている。米国の感染状況を分析する「COVIDトラッキングプロジェクト」によると、15日の新規感染者数は約6万3000人と、7月31日(約6万8000人)以来、約2カ月半ぶりの高水準になった。米ニューヨーク・タイムズ紙の調査によると、29の州で新規感染が増加している。

米国のコロナ感染はこれまで2つのヤマがあった。4月にニューヨークで急拡大した第1波に続き、7月にはフロリダやテキサス州など南部で感染拡大が目立った。

第3波とも言える今回はウィスコンシンやノースダコタ州など中西部に移っている。ウィスコンシン州の最大都市ミルウォーキーでは状況が深刻化しており、14日には公園に設置された新型コロナ患者用の仮設病院が稼働を始めた。

8月から各地で学校や大学が再開したことが再拡大の原因とも考えられている。米国小児科学会(AAP)の調査によると、子供が占める感染者の割合が4月には2.2%だったのが、9月には10%に高まった。夏季休暇で地域間の移動があったことも原因の一つと見られている。

11月に大統領選を控えるなか、選挙の結果を左右する激戦州での感染拡大も目立つ。選挙情報を専門とする非営利団体「バロットペディア」が激戦州と指定しているアリゾナやペンシルベニアなど7つの州で新規感染が伸び続けている。

米シンクタンクのピュー・リサーチ・センターが8月上旬に実施した世論調査によると、62%の有権者が今回の選挙で新型コロナを「非常に重要な課題」と回答。足元のコロナ対策が大統領選の争点として重要性を増す。

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