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9月の米小売売上高、1.9%増 「コロナ前」上回り回復

(更新)

【ニューヨーク=後藤達也】米商務省が16日発表した9月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比1.9%増の5492億ドル(約57兆8千億円)だった。8月に続き、新型コロナウイルス流行前を上回った。自動車や生活必需品の伸びが目立つ。3~5月に消費が控えられた反動のほか、失業手当が所得を支えた側面もある。

売上高の増加は5カ月連続で、今回の9月分は市場予想(0.7%増)も上回った。米国でコロナが大流行する直前の2月(5272億ドル)を4%強上回る水準だ。ただ、4月に消費が急減した影響で、1~9月の合計では前年同期を1%弱下回る。

自動車・関連製品が3.6%増え、前年同月も上回る状況が続いている。夏にかけ緩やかながら経済の再開が進んだことで買い控えられてきた需要が表れている。衣料店の売上高も11.0%増と大きく伸びた。

失業率はなお高い水準だが、失業手当などで米国民全体の所得水準はコロナ前を上回っている。春先には現金給付もあり、預金も大きく増えた。株価は上昇し、富裕層を中心に含み益も増えている。雇用の先行きの不安は大きいものの、足元の懐事情はむしろ改善している家計も多い。

季節調整前の前年同月で比べると、コロナ後の消費の変化も鮮明だ。コロナの影響で外出が控えられ、外食、ガソリンスタンドとも13%減った。かわりにネット通販など非店舗販売は27%増加。飲食の小売店は11%増と外食の代替需要を取り込んだ。車や家具の消費も伸びており、9月の全体の消費額は前年同月比で7%増だった。

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