日銀対象外の社債に需要 投資家、6年債に活路
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残存期間が6年前後の社債に投資家が目を向けている。新型コロナウイルス対応で日銀が購入対象の年限を従来の3年までから5年までに広げ、対象外で上乗せ金利(スプレッド)がまだ厚い6年債に投資家が追いやられている。金融緩和のなかで、投資家がよりリスクの高い中長期の社債に向かう構図が強まってきた。
「日銀の社債オペで5年以下のスプレッドが極端に抑えられている。収益機会はぺんぺん草も生えないほど乏しい」。マニュラ...
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