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戸田建設、純利益65%減 コロナで引き渡し遅れ

ゼネコン準大手の戸田建設は16日、2020年4~9月期の連結純利益が前年同期比65%減の43億円になったと発表した。従来予想から32億円(43%)下振れした。新型コロナウイルスの影響で建設を請け負った施設の開業を遅らせる施主が多く、その間の建物の管理費を負担したことが利益を押し下げた。設計変更などの工事が延期されたことも響いた。

売上高は9%減の2153億円、営業利益は62%減の59億円にそれぞれ下方修正した。

工事を請け負っていたホテルや工場の稼働時期の延期が相次いだ。引き渡しまでの建物を管理する必要があり、人件費など追加の費用負担が膨らんだ。その影響で他の現場へ人手を回せず、工事の進捗が遅れたことも響いた。設計変更による追加工事も、発注者の計画見直しで受注が遅れている。

21年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比4%減の4970億円、純利益は26%減の190億円を見込む。大型工事が一巡した反動を想定しており、そこに新型コロナの影響が加わって減収減益になる。小規模工事の受注延期で一部の売上高は来期への期ずれも発生する。

足元では商業施設やホテルなどの新規の建設が減っている。受注量確保のため他社との価格競争が激化すれば、来期以降の工事の利益率が低下する懸念もある。

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