書ける若者たち 翻訳家 金原瑞人
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「『いっけな~い! 遅刻遅刻!』 私、別井真希、高校2年生! 朝から知らない男の子にぶつかっちゃった! と思ったらすっごいイケメン! 彼は手を差し伸べてくれるけど……『私、帝王切開の人としか結ばれない運命なんです……』凍りつく空気、校内に知れ渡る私の"帝王切開フェチ"! 私の学園生活、どうなっちゃうの~!?!?」
シナリオのメモを見ている教授の顔が、強張るのがわかる。さすがに攻めすぎたかと反省したが...
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