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フィリピン、南シナ海の油田探査許可 中国と開発前進も

フィリピンのドゥテルテ大統領(9月28日、マニラ)=AP

【マニラ=遠藤淳】フィリピンのエネルギー省は15日、ドゥテルテ大統領が南シナ海の排他的経済水域(EEZ)内での油田探査を許可したと発表した。共同開発について中国と交渉を進める。2019年に中国と合意した海洋資源の共同開発に向けて前進する可能性がある。

ドゥテルテ氏が油田探査を許可したのは、南西部パラワン島沖の3つの鉱区。フィリピン国家石油会社と民間企業が保有するが、中国などとの領有権争いを理由に資源開発が認められていなかった。フィリピンが同島沖に持つ海底ガス田は近く枯渇するとされ、エネルギー省がドゥテルテ氏に許可を求めていた。

クシ・エネルギー相は声明で、エネルギー資源の確保は喫緊の課題だと指摘。その上でフィリピンと中国が真摯に交渉を進めるなかで油田探査が認められたと歓迎し、中国との共同開発を目指す意向を示した。

ドゥテルテ氏は経済支援を得ることを優先し、南シナ海問題を棚上げして中国に接近してきた。19年8月には習近平(シー・ジンピン)国家主席と北京で会談し、海洋資源の共同開発に向けて協議することで合意した。同年10月には石油・天然ガス開発に関する初会合を北京で開いている。

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