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21年の世界鋼材需要、4%増 世界鉄鋼協会予測

世界鉄鋼協会は15日、2021年の世界の鋼材需要が前年比4.1%増の17億9510万トンになるとの見通しを発表した。6月に公表した前回予想では3.8%増だった。新型コロナウイルスの影響から世界各地の経済活動が回復し、鋼材需要も持ち直すという。

最大の消費国である中国では前年比横ばいの9億8010万トンを見込む。中国では政府の景気刺激策によるインフラや住宅投資が活況だ。足元では輸入も増えており、当面は旺盛な鋼材需要が続くとみられる。一方、景気回復が確かになれば、中国政府は過熱防止に動くとみて、20年と同水準とした。

発表と同時に開いたオンライン会見で、同協会のエドウィン・バッソン氏は「世界需要の回復は中国だけによるものではない」と強調した。他の主要国・地域では欧州連合(EU)は11%増の1億4900万トンに、米国は6.6%増の8760万トンになるとみる。

日本も8.1%増の5490万トンとなる見通し。日本製鉄やJFEスチールが自動車向け需要の回復を受け、一時休止していた高炉の再稼働に動くなど、鋼材需要は一時期と比べ回復している。全土封鎖の実施で経済が低迷したインドも、21年は22.7%増の1億40万トンと大きく増える見通しだ。

世界鉄鋼協会は毎年10月に年次総会を開催してきたが、今年は新型コロナの影響で開催を見送っていた。

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