官公庁のオンライン環境整備を 小坂健氏
東北大学大学院教授(公衆衛生学)
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すでに多くの職場や大学ではオンラインでの会議が当たり前になっている。これまでは地方から東京の会議に出席するために往復で数時間かけて移動していたが、それがなくなり、新型コロナウイルスの感染リスク低減にもなる。もはや後戻りは考えられない。
しかし、その恩恵の届かない場所がある。中央省庁や地方自治体である。私は厚生労働省の新型コロナ「クラスター対策班」で働いてきたが、支給されたパソコンではオンライン会議...
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