最低賃金1100円目指す、連合 来春もベア要求維持

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2020/10/15 18:57
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連合は15日、2021年春季労使交渉に向けた基本構想を公表した。格差是正を重視し、最低賃金で時給1100円以上を目指す方針を記した。新型コロナウイルス禍でもベースアップ(ベア)を求める方針は維持する方向だ。水準は2%程度を軸に12月まで議論を続ける。

神津里季生(りきお)会長は記者会見で「非正規雇用の拡大で平均賃金が下がってしまっている」と強調した。連合は、大企業と中小企業、正規と非正規のそれぞれの賃金格差を是正するには、最低限到達すべき月収として30歳で23万5千円、35歳で25万8千円を掲げた。

2%程度のベア要求を掲げれば、6年連続となる。年齢に応じて給料が上がる定期昇給分を含めると4%程度の賃上げになる。ただ、コロナ禍で航空や旅行の業界は経営が厳しく、産業別の組合からは高いベア要求に慎重論もある。連合内で要求水準について検討を続け、12月に開く中央委員会で決める。

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