堤防の除草を無人で、北海道開発局が実証実験

北海道
2020/10/15 17:35
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北海道開発局は15日、北海道岩見沢市内の石狩川の堤防で無人トラクターによる自動除草の実証実験を行った。同局によると、堤防など傾斜のある場所で無人トラクターが試験走行するのは国内初。人手不足やコスト削減につながると見て、実用化を急ぐ。

石狩川の堤防で無人トラクターが除草した(北海道岩見沢市)

自動除草は国土交通省が進めるインフラ・物流分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環。緩斜面と急傾斜がある計約2ヘクタールの土地で除草した。実験当日は雨が降り、草地がぬれたが、作業は滞りなく終わった。

道内では開発局の管理下で除草が必要な土地は約1万ヘクタールに上る。現在は有人で作業をしているが、無人トラクターを使えば省人化につながる。開発局の柿沼孝治課長は「1人で複数の機械を操作して作業できるようになり、時間やコストの縮減にもなる」と期待を寄せた。

実験での走行データをもとに課題をあぶり出し、今後数年で装置の開発を進める。2023年度から一部での運用開始を目指す。

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