中国、農業ドローン拡大の鍵は「エースパイロット」
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中国で農業分野へのドローンの活用が急速に広がっている。大手DJIのドローンが今年、種をまいたり、農薬を散布したりした農地は中国を中心に拡大し、世界で約33万平方キロメートルに達した。世界のなかでも突出したスピードのドローン普及の背景には、自動航行など性能の向上に加えて、現在の技術と現場のニーズの溝を埋めるパイロットの存在がある。
稲作など農業が盛んな中国南部の広東省開平市。ギラついた日照りのなか、...
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