変わる宅地のステータス、田園調布より「3A」
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邸宅街として知られる東京都内の住宅地価の二極化が進んでいる。7月1日時点の基準地価で前年から最も上がったのは港区「赤坂」で、価格も日本一となった。一方、最も下がったのは大田区「田園調布」で、価格は赤坂の10分の1を下回った。都心と山の手の違いはあるとはいえ、なぜこれほど価格の動きに差が生じているのか。
上昇続く赤坂、麻布、青山
2020年の基準地の価格を詳しくみると、全国の住宅地で最高額となった「赤坂1丁目」は1平方メート...
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モノやサービスの値段にまつわる「なぜ?」を様々な角度から掘り下げる連載。商品の種目ごとに細かく担当を受け持つ日経記者が、その担当の商品・サービスの値段の変化がなぜ起きたのか、日本だけでなく世界のトレンドまで鋭く切り込む。
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