豪航空ヴァージン、CEO辞任 後任に元ジェットスター首脳

アジアBiz
2020/10/15 13:21
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【シドニー=松本史】経営破綻した豪航空2位、ヴァージン・オーストラリアは15日、ポール・スカラー最高経営責任者(CEO)が辞任すると発表した。後任には競合するカンタス航空傘下の格安航空会社(LCC)、ジェットスターでCEOを務めたジェイン・ハードリカ氏が就く。

ハードリカ氏はジェットスターでCEOを務めた=ロイター

スカラー氏は2019年3月にヴァージンのCEOに就任し、人員削減などのリストラ策による経営の立て直しに取り組んだ。ただ新型コロナウイルスの影響で航空需要が急減し、ヴァージンは今年4月に経営破綻した。米投資ファンドのベインキャピタルが買収することで管財人と合意している。

スカラー氏はベインによる買収が完了する11月上旬に辞任する。ベインは15日、ハードリカ氏を新CEOに任命するとの声明を出した。

ハードリカ氏は航空コンサルタントなどを経てジェットスターCEOを務めた。19年12月まではニュージーランド(NZ)の乳製品メーカー、a2ミルクカンパニーでCEOを務めていた。

ヴァージンは今後、ベインのもとで再建を進めるが、課題は多い。豪州は新型コロナを受け、3月から原則として外国人の入国を禁止している。一部の州がNZからの旅行客の受け入れを決めたが、完全な往来再開にはなお遠い。豪国内も州を越える移動には制限が残る。

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