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ドイツ、マスク着用義務を拡大 パーティーも制限

メルケル首相「コロナ感染、急拡大の局面に」

(更新)

【ベルリン=石川潤】新型コロナウイルスの感染が広がるドイツのメルケル首相は14日、感染リスクの高い地域でのマスク着用義務の拡大などを盛り込んだ新たな対策をまとめた。感染が広がれば、飲食店の午後11時以降の営業も禁じる。メルケル氏は記者会見で「すでに感染が急拡大する局面に入っている」と語り、市民に規則を守るように呼びかけた。

メルケル氏と各州首相が14日夜に合意した。独ロベルト・コッホ研究所によるとドイツの新規感染者は1日当たり5千人を突破し、4月以来の水準にある。独政府は経済への影響が大きい大規模なロックダウン(都市封鎖)は避けたい考えだが、感染拡大が止まらなければ追加策も検討する。

新たな規制では、過去7日間の感染者数が人口10万人あたり35人を超える地域で、電車や店舗内だけでなく人が密に集まる場所では広くマスク着用を義務付ける。感染者数が同50人を超えると飲食店の深夜営業が禁じられ、私的なパーティーでは参加者が2世帯、10人までに制限される。

メルケル氏は会見で、感染拡大が経済に与える影響にも言及した。感染に歯止めが掛からなければ医療システムだけでなく経済にとっても大きな打撃となる。すでに春の段階で大量の新規国債の発行を決めており、追加策には限界があるとの考えもにじませた。

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