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ブラジル、対ベネズエラ想定の軍事演習が発覚

【サンパウロ=外山尚之】ブラジル政府が対ベネズエラを想定した軍事演習を秘密裏に実施していたことが14日、明らかになった。反米のベネズエラ政府を敵視するトランプ米政権に親米のボルソナロ大統領が同調したとみられているが、地域の緊張を高めかねず、波紋を呼びそうだ。

ブラジル軍はボルソナロ大統領の支持基盤の一つだ(7月、ブラジリア)=ロイター

大手紙グロボが報じた。軍事演習は9月8日から22日にかけ、ベネズエラと国境を接するブラジル北部で実施された。3600人の兵士が参加し、ベネズエラを想定した「赤軍」がブラジルの「青軍」を侵攻したというシナリオの下、短距離ロケットなどが用いられた。こうした演習は初めてだという。

軍出身のモウロン副大統領は14日、記者団の質問に応じ、演習を行ったことを認めた。一方、仮想敵としてベネズエラを想定したとの見方ははぐらかし「軍はどんな状況にも備えなければならない」と通常の訓練の一環だと主張した。

今回の演習はポンペオ米国務長官が9月にブラジルなど南米諸国を訪問した時期と重なっている。ボルソナロ氏がトランプ氏へのアピールとして実施した可能性が高そうだ。

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