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英首相、交渉継続「EUサミット次第」 EU首脳と協議

(更新)
ジョンソン英首相は10月15日までに合意できなければEUとのFTA交渉を打ち切る意向を表明している=AP

【ロンドン=中島裕介】英国のジョンソン首相とフォンデアライエン欧州委員長ら欧州連合(EU)首脳は14日、難航する英・EUの自由貿易協定(FTA)など将来関係を巡る交渉について電話で協議した。15日を交渉期限としていたジョンソン氏は同日から始まる「EU首脳会議の結果を楽しみにしている」と述べ、同会議の結果次第で交渉を継続するかどうか判断する考えを示した。

1月末にEUを離脱した英国は、加盟国と同等に扱われる年内の移行期間中の合意を目指している。だが交渉は難航し、9月上旬にはジョンソン氏が10月15日までに合意できなければ「FTAなし」を決断するとしていた。現状では期限までの合意は難しく、交渉継続の是非が焦点になっている。EU首脳会議は15~16日にブリュッセルで開かれる。

英政府によると、ジョンソン氏は電話協議でEUとの合意を望むとしつつも「ここ2週間、進展がなかったことを失望している」と訴えた。EU側で電話協議に参加したミシェル大統領はツイッターに「交渉のテーブルで進展がみられるよう再び圧力をかけた」と投稿し、英側に交渉継続と譲歩を求める姿勢をにじませた。

交渉では関税ゼロでの貿易などEU加盟時と大きく変わらない通商関係を維持できるかが焦点だ。英海域でのEU漁船の漁業権の扱いや、英国が政府補助金など産業政策でEUルールに合わせる「公正な競争条件」などを巡り対立が続いている。フォンデアライエン氏は電話協議後のツイートで「漁業や公正な競争などは正しい条件が必要だ。まだやるべきことがたくさんある」と述べた。

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