文化庁移転へ模擬実験 職員約200人が京都市で業務

2020/10/14 19:00
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文化庁は14日、2022年度の京都市への移転に向け、5日から同市で実施している模擬実験の様子を報道陣に公開した。実際に異動する約200人の職員らを5つの課に分け、先行移転している同庁地域文化創生本部で通常の業務をさせる。東京とのウェブ会議をはじめ、業務に支障が出ないか課題を洗い出す。

東京・霞が関から連絡を受ける文化庁の杉浦久弘審議官(右)

5日から政策課の職員約30人が通常業務をしている。この日は文化庁の杉浦久弘審議官らが東京・霞が関とテレビ会議システムでつなぎ、東京の担当者から国会議員と打ち合わせした内容について説明を受けた。杉浦審議官は「コロナ禍でテレビ会議は常態化していることもあり、通常通り仕事ができた」と話した。昨年も一部で同様の模擬実験をしたが、今回は職員全員が実際の業務を体験する。「細かいところまで課題を洗い出し、予算を確保しておく必要がある」(杉浦審議官)という。

文化庁の京都移転は、東京一極集中是正に向けた政府機関の地方分散の一環。21年度中に移転する予定だったが、新庁舎の工事の遅れで22年8月以降に延期した。

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