電力不足のフィリピン 休眠34年の原発活用論が浮上
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フィリピンで原子力エネルギーの導入に向けた議論が動き出しつつある。ドゥテルテ大統領はこのほど省庁横断の組織を設置し、原子力利用の実現性を探ることを決めた。慢性的な電力不足の解消に向け、本格的な議論につながる可能性がある。同国には休眠中の未稼働原発があり、その活用も視野にある。だが、取り組むべき課題は山積する。
「バターン原発は休眠状態にあるが、経済状況は建設当時と様変わりしている」。クシ・エネルギ...
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