/

武田薬品、アマゾン系と提携 クラウドでデータ活用

武田薬品はクラウドを活用し、創薬などでも他社との連携を加速する

武田薬品工業は14日、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)とアクセンチュアの2社と提携したと発表した。創薬や生産を含む武田の企業活動に関する電子データの約8割を、従来の社内サーバーからクラウドサービスに移行する。安全で低コストのデジタル基盤を作り、外部の製薬会社との医薬品開発や社内の業務効率化を加速する。

2社との提携の契約期間は5年間。AWSが提供するクラウドにデータのほか、IT(情報技術)システムの構築に必要なソフトウエアを移す。アクセンチュアは移行作業を支援するほか、データ分析などの技能を持つ人材の育成に協力する。

武田は従来、社内にサーバーを設置するなどしてデータ管理していた。クラウドを活用することでサーバー設置のコストを削減できるほか、テレワーク(在宅勤務)など社外で行う業務でもデータを安全にやりとりできる。

医薬品開発では社外との連携が容易になる。武田など複数の製薬会社が共同で進める新型コロナウイルス治療薬の開発プロジェクトの立ち上げでは、クラウド上に5日程度でデータ共有のためのネットワーク環境を構築したという。サーバーなどを組み合わせて最長3カ月かかっていた環境整備を20分の1程度に短縮した。こうしたクラウドの積極活用で、大量のデータ収集と解析が必要な医薬品開発での協業に弾みをつける。

さらに武田は今後3年間でデータ活用の専門人材を数百人採用する計画で、今回の提携も生かしてデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める計画だ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン