介護施設が台風19号の報告書と証言集 茨城の大子町

関東
茨城
2020/10/14 14:07
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2019年10月の台風19号で甚大な被害を受けた茨城県大子町の介護老人保健施設「やすらぎ」が復旧の報告書と職員の証言集をまとめた。被災時に利用者の安全を確保した後、施設を復旧させた経緯などをつづった。

介護老人保健施設「やすらぎ」がまとめた復旧報告書と証言集

報告書は安達栄治郎施設長が編集した。同施設は床上95センチメートルの浸水に遭ったが、37人の利用者を2階に避難させ、死傷者を出さなかった。設備・備品の被害額は約6800万円に上ったが、職員の努力や台湾の篤志家らの寄付により、4カ月あまりで施設を復旧。報告書ではこうした経緯のほか、献立表や支援物資も細かく記している。

職員41人の証言集は被害時の感想や復旧の取り組み、教訓をまとめた。

安達施設長は「復旧のため参考になる医療・介護施設の記録を探したがなかった。大きな災害では報告書を作るべきだと思った」と説明する。報告書と証言集は同施設のホームページで部分的に公開しており、希望者には全文を提供する。

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