少女像設置「当面認める」 撤去要求の独首都自治体

政治
朝鮮半島
ヨーロッパ
2020/10/14 10:46
保存
共有
印刷
その他

【ベルリン=共同】ドイツの首都ベルリン市ミッテ区は13日、区内の公有地に設置され、いったん撤去を求めた従軍慰安婦の被害を象徴する少女像について、設置を「当面認める」と発表した。韓国系市民団体が撤去決定の効力停止をベルリンの裁判所に申請したことを受け、14日までとしていた撤去期限を前に、新たに判断した。今後、日韓双方が折り合える妥協案を探りたいとしている。

同区は8日、日韓間で中立を保ちたいとして、設置の中心となった韓国系市民団体「コリア協議会」に像の撤去を求めると発表していた。協議会は反発し、裁判所への申請とともに、区にも異議を申し立てた。

協議会は新たな決定を「歓迎する」とし、日本側とも話し合う姿勢を示した。決定に先立ち、ミッテ区の住宅街の道路沿いに設置された少女像前で、設置許可取り消しに抗議するデモを行った。

ミッテ区のフォンダッセル区長は13日、全ての関係先の主張を精査する考えも示した。8日の声明では、戦時下の女性への性暴力に反対するとの観点で設置を許可したが、像は旧日本軍の行為のみに焦点を当てていると指摘していた。

今回の像設置を巡っては、日本政府がドイツ側に撤去を求め、韓国が反発する事態に発展した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]