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イタリアがコロナ対策強化 パーティー禁止、飲食店0時まで

【ウィーン=細川倫太郎】イタリアが新型コロナウイルスの感染拡大防止へ規制を矢継ぎ早に打ち出している。14日からパーティーを禁止するほか、飲食店の営業は深夜0時までとする。流行の「第2波」によって新規感染者が急増してきたためで、春に経験した甚大な被害を何としてでも避けたい狙いがある。

飲食店は午後9時以降は着席のみ許可する(6日、ナポリ)=ロイター

13日に首相令に署名したコンテ首相は記者会見で「我々はロックダウン(都市封鎖)に突入することを避けなければならない」と述べ、国民に理解を求めた。新たな規制は11月13日まで。

屋内外で人が多く集まるパーティーは禁止にし、自宅に同居人以外を招く場合は最大6人とするように強く勧告した。飲食店は午後9時以降は着席のみ認め、立ったままでの飲食は禁止する。結婚式や葬式は最大30人までに制限する。学校の遠足や社会見学も禁止する。

イタリアでは9日に1日あたりの新規感染者が5千人を上回った。5千人を超えるのは3月以来で、伊政府は危機感を強めている。検査数を大幅に増やしている面もあるが、それ以上に人の移動や密集の増加が影響している可能性がある。

8日には屋外でのマスクの着用を義務付け、違反者には罰金を科す事を決めた。非常事態宣言も2021年1月末まで延長した。イタリアでは春に欧州でいち早く感染が拡大し、流行の中心となった北部地域の多くの病院は医療体制が限界を超えた。累計死者数は約3万6千人と、欧州では英国(約4万3千人)に次いで多い。

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