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「1球でも多く」粘り勝ち 広島打線、菅野の連勝止める

2020/10/13 23:18
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開幕13連勝と難攻不落の巨人・菅野に対し、広島打線が伝統の粘りと積極性を発揮した。制球に苦しむ右腕に食らいつき、六回まで119球を投げさせる「らしい」攻撃を展開。7安打を浴びせ、球界屈指のエースに今季初黒星を付けた。

四回広島2死一塁、菊池涼が右翼線に適時三塁打を放つ=共同

「うちもずっとやられているし、どこかのチームが土を付けないといけない」(朝山打撃コーチ)と臨んだ一戦。試合前のミーティングでは低めを捨て、追い込まれてからも1球でも多く粘ることを確認した。その意思が実を結んだのが、四回の攻撃だ。

先頭の田中広が右前打で出ると、3番鈴木誠は9球粘って四球をもぎ取る。無死一、二塁で打席に入った松山は「追い込まれたら厳しい投手。どんどん振っていく」と一転して初球を狙った。カウントを取りに来たフォークボールを振り抜くと、中前へ抜ける適時打となった。

この回、右翼線三塁打で4点目をたたき出した菊池涼は、高めに抜けた速球を、力負けせずはじき返した。根負けして集中力を欠いたようにも映った右腕について巨人の宮本投手チーフコーチは「けっこう粘られたし、積極的にくるカープ打線に戸惑ったのかな」。8回好投の九里が「挑戦者のつもり」と強調したように、打線はチーム一丸の、臆することのないスイングが光った。

1番で起用されたドラフト2位ルーキー、宇草(法大)が初回に安打を放つなど、新戦力も台頭しつつある。球界のエースを止めた会心の勝利を、かつての切れ目なく嫌らしい打線を取り戻すきっかけにできるか。(常広文太)

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