G7、デジタル通貨「透明性を」 中国をけん制

経済
2020/10/13 23:07 (2020/10/14 4:28更新)
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日米欧の主要7カ国(G7)は13日、財務相・中央銀行総裁会議を開き、デジタル通貨に関する共同声明をまとめた。国際通貨システムの信認は透明性や法の支配が支えていると強調。デジタル人民元の準備で先行する中国をけん制した。

終了後の記者会見で麻生太郎財務相は中銀の発行するデジタル通貨(CBDC)について「透明性や法の支配、健全な経済ガバナンスにコミット(関与)する先進国の取り組みを促す一方、そうしたコミットを欠くCBDCは注意喚起する必要がある」と語った。黒田東彦日銀総裁はG7以外の国がCBDCを発行する場合でも、透明性などの条件を備える必要があるとの認識を示した。

会議はテレビ電話方式で、日本からは麻生財務相と黒田総裁が参加した。会議終了後に公表した共同声明では裏付け資産を持ち、通貨価値が安定するように設計したステーブルコインについても言及。「法律・規制・監督上の要件に十分に対応するまではサービスを開始すべきではないとの立場を維持する」と表明した。

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