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邦人男性マチュピチュ独占 コロナで200日以上足止めの末

【サンパウロ=共同】3月に南米ペルーの世界遺産マチュピチュ観光に訪れた邦人男性が、新型コロナウイルス感染防止対策による遺跡閉鎖と移動制限に遭い、麓の村で足止めされたまま200日以上を過ごした。男性は10日、ペルー政府に遺跡訪問を特別に認められ、唯一の観光客として世界遺産を"独占"した。

男性は奈良市のボクシングトレーナー片山慈英士さん(26)。共同通信に「まさか行けると思わなかった。遺跡ももちろんすごかったが、いろんな人が協力してくれたことに、とても感動した」と話した。

世界一周旅行の最後の地として、3月16日に遺跡に入るチケットを買い14日に麓のマチュピチュ村に入った。ところがペルー政府が15日に国家緊急事態令を発表し、国境を封鎖して国内の移動も厳しく制限。遺跡も閉鎖された。

足止めされた邦人のためのチャーター便も手配されたが、料金が高く、空港までの移動も難しかったため断念。村で子どもにボクシングを教えたり、宿泊先のオーナーからヨガを教わったりして日々を送った。

11月に資格試験を受けるため日本に帰る必要があり、遺跡訪問はあきらめかけていたところ、地元紙が「マチュピチュ最後の観光客」と片山さんの境遇を報道。片山さんに多くのペルー人から「入れるよう村長に頼んであげる」などのメッセージや応援が殺到、政府の許可につながった。

ペルー政府は5日から国際線を再就航したが、マチュピチュ遺跡再開の日は決まっていない。片山さんは村で過ごした時間を「皆に良くしてもらい、観光客ではなく住民のように生活できた。応援してくれた方にお礼が言いたい」と振り返った。

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