千葉の森田知事、進退明言せず 「コロナ対策に集中」

2020/10/13 19:23
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千葉県の森田健作知事は13日、2021年4月の任期満了による次の知事選への対応に関し「まだ(任期が)半年あまりある。今は台風や新型コロナウイルス対策などに集中したい」と明言を避けた。県庁内で記者団の質問に答えた。

県議会の閉会後、記者団の取材に応じる森田健作知事(13日、千葉県庁)

進退を決断する時期については、コロナ対策や台風などの災害対応で「一定の区切りが付いたとき」と説明。「5年後、10年後を見据え、どのような選択が県のためになるか整理整頓したうえで答えたい」と述べるにとどめた。

次の知事選をめぐっては自民党千葉県連が森田氏の不出馬を織り込み、前スポーツ庁長官の鈴木大地氏を擁立する準備を進めている。

森田知事によると、自民党県連からは事前に4選出馬への意思確認があったという。「組織として万が一のことをしっかり考えねばならないのは理解できる。『私に関係なく(候補者を)探してください』と言った」と明かし、県連が自身の後任選びを進めていることに理解を示した。

知事は進退について明言を避けているが、自民党内では「出馬しないということだろう」(県連幹部)との受け止めが広がっている。県連は県内選出の国会議員による会議を14日に都内の党本部で開き、鈴木氏への正式な出馬要請に向けて意見をまとめる。

次期知事選には千葉市の熊谷俊人市長も出馬の意欲を示している。市議会が閉会した7日、記者団の取材に対し「(コロナ対策で)一連のものがまとまり、市民や市政に迷惑をかけないタイミングで自分の考えを表明したい」と述べた。

自民党内でも一部の国会議員や地方議員が熊谷氏の支援に回る見通し。県連が森田知事の後継として鈴木氏を擁立する場合、保守分裂の選挙戦になる可能性がある。

県議会は13日の本会議で、コロナ対策費などを盛り込んだ2020年度9月補正予算案など全20議案を可決し、9月定例会の全日程を終えた。補正後の予算総額は一般会計で2兆1009億円となる。

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