浜松市、押印廃止に向け指針 電子手続きを推進
浜松市は行政手続きに必要だった押印の廃止に向けた指針を策定したと発表した。手続きを簡素化し、書類などのオンライン申請の普及につなげる。関連する条例や規則などは2020年度中の改正を目指す。
市は1998年に押印廃止に向けたガイドラインを施行し、これまでに約500種類の手続きで押印を不要としていた。必要としてきた手続きに関して早急に見直しを進める。マイナンバーなど別の方法での身分証明も検討する。
押印がなければ自宅のパソコンやスマートフォンで手軽に書類申請などができるようになる。市役所に足を運ぶ負担が減る。静岡県内では袋井市などがすでに押印の段階的な廃止を進めている。