加越能バス、日本公庫や富山3地銀から融資 乗客減で

2020/10/13 17:55
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加越能バス(富山県高岡市)は北陸銀行など富山県の地銀3行と日本政策金融公庫から計6億1000万円の協調融資を受けた。加越能バスの2020年4~9月期の売上高は、前年同期比でほぼ半減したもよう。インバウンド(訪日外国人)など観光客の回復が当面見込めないため、運転資金を確保した。

日本公庫は13日、加越能バスに5億5000万円を融資したと発表した。新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した中小企業向けの資本性劣後ローンで、財務基盤の毀損を防ぎながら事業を運営できる。日本公庫は富山第一銀行富山銀行を含む地元3行の支援体制が構築されたと判断し、融資を決めた。

加越能バスは富山県西部を地盤とする。新型コロナの感染拡大で貸し切りバスや高速バスの需要が急減していた。今後は修学旅行客などの確保や経費の削減を進める。21年3月期は赤字となる見通しだが、23年3月期の黒字化を目指すという。

日本公庫は8月に資本性劣後ローンの受け付けを始めた。富山県内では9月末時点で加越能バスを含めて7件、12億7000万円の融資を決定した。「制度の利用を検討している会社は多い」(富山支店)という。

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