慶大・村井教授ら6人を内閣官房参与に 首相が任命
菅義偉首相は13日、慶応大の村井純教授や嘉悦大の高橋洋一教授ら6人を内閣官房参与に任命した。村井氏はデジタル政策、高橋氏は経済・財政政策を担当とする。先月任命した今井尚哉元首相補佐官ら5人を合わせて11人体制になる。
このほか感染症対策担当に川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長、経済・金融担当に大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミスト、産業政策担当に中村芳夫経団連顧問、外交担当に宮家邦彦立命館大客員教授を任命した。
内閣官房参与は専門分野について首相へ助言する。加藤勝信官房長官は13日の閣議後の記者会見で「首相が重要政策課題に迅速果敢に取り組むため」と起用の意図を説明した。