[FT]タイ国王の独滞在、メルケル政権の頭痛の種に
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独メルケル政権はタイの国王がドイツ国内から国事行為を執り行うのを止めるようタイ政府に要請した。タイで王室改革やプラユット内閣の退陣を求める学生の抗議行動が全国的な広がりを見せる中、ドイツがタイの国政に対し異例のけん制をした形だ。
ワチラロンコン国王は昨年5月、ラーマ10世として即位を宣明する戴冠式をしたが、ほとんどの時間をドイツで過ごしているのは以前から公然の秘密だ。ドイツのメディアによると、国王...
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