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広島県がデータカタログサイト 産官連携でDX促進へ

「データカタログサイト」の画面(出所:広島県)
日経クロステック

広島県は12日、デジタル分野の実証実験を通じて集めたデータを公開するウェブサイトを開設した。広島県が2018年から実施している実証実験プロジェクト「ひろしまサンドボックス」における農業や漁業、観光、製造業、都市交通といったデータを公開する。データ提供元の企業とデータ利用希望者のマッチングも担う。産業や公共機関の垣根を越えたデータ流通を促し、新たな産業の創出につなげる。

「データカタログサイト」の名称で同日に開設した。例えばスマートシティー関連の実証実験で得た電車やバスの速度や加速度、交通量、信号のデータ、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を使ったカキ養殖プロジェクトにおける海水温や海中の酸素濃度といったデータが対象だ。不特定多数に公開するオープンデータのほか、提供元が特定の相手にだけ共有するシェアード型のデータも掲載する。

「国内のオープンデータは政府や自治体といった公共分野のものが主体。民間企業同士がオープンデータを共有する機会が限られている現状に、一石を投じる」。広島県の湯崎英彦知事は同サイト開設の狙いをこう説明する。「広島県もプレーヤーの一員として参加し、産業を横断した新たなサービスの創出につなげたい」(同)。

広島県は19年7月に「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進本部」を設置し、仕事や暮らし、地域社会、行政のデジタル化を進めてきた。今回のサイト開設は「データ連携によるイノベーションの創出に向けた第一歩」(湯崎知事)と位置づけている。

(日経クロステック/日経コンピュータ 玉置亮太)

[日経クロステック 2020年10月12日掲載]

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