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IMF、アルゼンチン経済「困難に直面」と分析

【サンパウロ=外山尚之】国際通貨基金(IMF)は12日、アルゼンチン経済について「経済と社会の複雑な困難に直面している」とする声明を発表した。同国政府はIMFに対し債務再編や追加支援を要請しており、IMFが調査していた。調査結果をもとに、11月中旬にも新たな支援策について議論を始める予定だとしている。

IMFの訪問に抗議するアルゼンチン国民(6日、ブエノスアイレス)=ロイター

IMFの調査団は6~11日の日程でアルゼンチンを訪問し、グスマン経済相やペッシェ中銀総裁と会談していた。IMFはアルゼンチン経済の低迷に伴う高い失業率や通貨安について「例外なく、容易な解決策がない難しい挑戦だ」とし、マクロ経済の安定が必要だとの認識を示した。

11月中旬に始まる交渉では、今回の調査結果を基に債務減免や返済猶予について議論する。IMFは今回の声明でアルゼンチン政府が目指す、緊縮財政一辺倒ではなく経済成長を重視する方針について「深い理解を得た」とする一方で、争点となっている財政赤字の拡大などについては言及を避けた。

新型コロナウイルスの影響を受け、アルゼンチンの4~6月期の国内総生産(GDP)は前年同期比で19.1%減となっている。通貨ペソは下落が止まらず、対ドルの実勢レートは年初来で半値以下に急落している。

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