/

カンボジア、中国とFTA調印 21年初めにも発効

【ハノイ=大西智也】カンボジアは12日、中国との自由貿易協定(FTA)に調印した。両国政府は2019年末から交渉を始めており、今回の調印を経て21年初めにも発効をめざす。カンボジアにとって8月から実施された欧州連合(EU)による経済制裁の影響を緩和する狙いがある。

カンボジアと中国はFTAの調印式を開いた(12日、プノンペン)=写真はフン・セン首相のフェイスブックから

12日、首都のプノンペンで訪問中の中国の王毅(ワン・イー)外相とフン・セン首相が調印式に出席した。カンボジア政府によるとFTA発効後にコショウや果物など中国向けの多くの農産物の輸出が免税措置の対象になるという。

中国は米国との対立が深まる中、FTAを通じてカンボジアとの経済関係を強化する。東南アジアでの影響力拡大につなげる思惑がありそうだ。

中国はカンボジア最大の貿易相手国だ。国際通貨基金(IMF)によると、対中貿易額は19年に92億ドル(約9700億円)だった。カンボジア政府はFTAの効果で対中輸出が25%増えると見込んでいる。

EUの欧州委員会は野党弾圧を続けるフン・セン政権に懸念を示し、武器以外の製品を無関税で輸出できる「EBA協定」の一部を8月から停止すると決定した。輸出額の20%以上を占めるEUによる経済制裁が雇用などに大きな影響を与えている。

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン