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吉野家HD、2カ月ぶり安値 業績改善見通せず

12日の東京株式市場で吉野家ホールディングス株が反落した。一時前週末比175円(8%)安の1885円を付け、約2カ月ぶりの安値となった。前週末に発表した2020年3~8月期の連結決算を受けて、コスト削減が業績回復につながっていないとの見方が広がり、個人投資家を中心に売りがかさんだ。

終値は144円(7%)安の1916円。売買代金は前週末の7.8倍に膨らんだ。9日に発表した3~8月期の最終損益は57億円の赤字と、同期間では2000年の東証1部上場以来、最大の赤字額だった。

主力の「吉野家」の9月の既存店売上高は前年同月比9.2%減、客数は同12.4%減と、新型コロナウイルスで落ち込んだ客足の回復が鈍い。ゼンショーホールディングスや松屋フーズも9月の売上高が回復せず業界全体で投資家の目が厳しくなっている。

外食産業では持ち帰りや宅配サービスが広がり、競争は激化している。吉野家HDでは、うどんの「はなまる」や持ち帰りすし「京樽」の事業が赤字だ。

21年2月期通期の最終損益は90億円の赤字の見通し。黒字見通しのゼンショーと比べて業績悪化が目立つ。マネックス証券の益嶋裕アナリストは「人件費や固定費の削減に動いているが、業績回復が見通せない」と指摘する。

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