香川の宿泊者数、9月は4割減 10月以降なお厳しく
香川県は12日、9月の県内宿泊施設の宿泊者数は前年同月比で4割減だったと発表した。新型コロナウイルスの影響を受け、県内の宿泊者数は最悪期の5月には9割減まで落ち込んだが、7~8月は5割減まで回復していた。
香川県ホテル旅館生活衛生同業組合に加盟する114施設を対象に調査し、80施設のホテルや旅館から回答を得た。9月末時点での4~9月の宿泊実績と、10月から2021年1月までの予約状況を聞き取りした。
全体としては復調基調だが、今後の見通しはなお厳しい。10月の予約状況は前年同月比57%減、11月は同69%減となっている。国内旅行の喚起策「Go To トラベル」の対象に東京都が加わり、香川県での宿泊需要の押し上げ効果が期待されている。
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