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ビール系飲料販売、9月7%減 第三は駆け込みで18%増

ビール大手4社が12日発表した9月のビール系飲料の合計販売量は前年同月比で7%減少した。前年を下回るのは7カ月連続。10月の酒税改正で増税になる第三のビールの販売が駆け込みで18%増えた一方、新型コロナウイルスで打撃を受けた飲食店でのビール販売減が響いた。1~9月のビール系飲料も前年同期比で9%減と新型コロナの影響が長期化している。

ビール大手4社は10月から減税となったビールの販売に力を入れる(スーパーのオリンピック高井戸店)

9月の販売量をジャンル別にみると、ビールが30%減、発泡酒が12%減、第三のビールは18%増だった。ビールは7カ月連続で前年を下回った。ビールの販売量の4~5割を占める飲食店への販売減が長引いている。10月にビールの酒税が350ミリリットル缶1本当たり7円下がることを見越した缶ビールの買い控えも、影響したもようだ。

第三は6カ月連続で前年を上回った。10月に約10円増税となるため、駆け込み需要が盛り上がった。キリンビールは第三の「本麒麟」が19カ月連続で前年を上回った。特に9月単月で前年同月比52%増と大幅に伸びた。他の3社も酒税改正を見据えて2~3月に投入した第三の新商品が売れた。

ビール系飲料の販売増減を企業別にみると、サントリービールを除く3社で減少した。キリンは4%減、サッポロビールは7%減だった。

サントリーは4%増えた。ビールが26%減だったが、第三が15%増えたことが全体を押し上げた。駆け込み需要を狙った販促策などで「金麦」ブランドの販売が13%増と、新商品の「ブルー」とともに好調だった。

金額で示すアサヒビールはビール系の合計で18%減だった。代表ブランド「スーパードライ」の販売量は32%減だった。

1~9月のビール系飲料の合計販売量は9%減だった。ビールは26%減、発泡酒は3%減、第三のビールは7%増となった。飲食店向けのビール販売減が響き、第三のビールの販売量がビールを上回る状況が続いた。

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