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凸版印刷、画面に触れず操作可能なディスプレー

凸版印刷は12日、画面に触れなくても空中で指をかざすと操作できるディスプレーを開発したと発表した。特殊な光学技術を駆使することで、機器の厚さを従来の約半分にした。銀行のATMや食品工場への導入を目指す。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で非接触の需要は高まっており、2022年度に関連受注も含めて20億円の売り上げを目指す。

凸版印刷は空中で操作できるディスプレーを開発した。画面から平行に約3センチメートル上に映像が映し出される。画面下部に赤外線センサーを搭載しており、空中の映像に指を触れると操作できる仕組み。

従来の製品よりも、機器の大きさを約50%縮小した。機器の中に液晶パネルと光を通すプレートを平行に配置することで薄型化した。これにより、エレベーターのボタンや自動販売機など従来品を導入できなかった機器への搭載が可能になったという。

従来品は、液晶パネルとプレートを斜めに配置することで、液晶画面と直角に像を空中に投映していた。機器本体が大きいことが課題で、社会実装が進んでいなかった。

従来品よりも、映像を鮮明に投映できるようにした。従来は、複数の像が空中に映り、映像同士が重なり見づらかった。新製品では、一つの像を明瞭に映し出すことで利用しやすくした。

凸版印刷は20年12月に試作品の提供を始め、22年に本格的な量産を始める計画。新型コロナの影響で高まる「画面を触りたくない」という需要を見込み、食品工場やATM、医療機関などへの提供を目指す。

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