日本電産・永守氏 株空売りで大失敗、成功の原点
永守重信 株投資で学んだ極意(上)

明日へのヒント
橋本 隆祐
編集委員
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2020/10/13 2:00
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日本経済新聞 電子版
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「株式投資での学びが事業に生きた」と話す永守氏(京都市の日本電産本社で。インタビューは同社内の会議室を結ぶオンライン形式で実施した)

「株式投資での学びが事業に生きた」と話す永守氏(京都市の日本電産本社で。インタビューは同社内の会議室を結ぶオンライン形式で実施した)

「株で損をすることはない」。日本電産の永守重信会長(76)はそう言い切った。1973年にモーターメーカーの同社を創業、株式相場が低迷した平成時代に時価総額を約70倍にも増やした経営手腕の原点には、16歳で始めた株式投資があった。9月末にインタビューを実施し、投資家・永守氏の勝利の方程式を探った。

■16歳で株式投資

「起業をしたいという考えがまずあってね。そのためには経済を勉強する必要があると思い株式投資を始めた。16歳の高校生が日経新聞を読むんだから周りはびっくりしていたね。これからどういう会社をやろうかと考えながら銘柄を探した」

「最初に買ったのが小西六写真工業、今のコニカミノルタ。一株が数十円だったかなあ。それを千株買った。株価は上がって2倍ぐらいになった。それでパナソニック(松下電器産業)など、伸びると思った電機関連の他の銘柄にも広げていったら、それらの株も軒並み上がっていった。当時は高度成長期だから。数年後、株の含み資産が1億円になっていた…

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