台風14号、三宅島・御蔵島は大雨警報に 厳重警戒続く

2020/10/10 6:54 (2020/10/11 6:35更新)
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台風14号は10日から11日にかけて紀伊半島沖から進路を東寄りに変え、伊豆諸島に接近した。気象庁は10日午後5時、伊豆諸島の東京都三宅村(三宅島)と御蔵島村に大雨特別警報を発表したが、11日午前0時半、大雨警報に切り替えた。

伊豆諸島は12日午前0時までの24時間で200ミリの雨が降る恐れがあり、同庁は引き続き土砂災害などに厳重な警戒を呼び掛けている。

特別警報の発表は熊本県などで大きな被害が出た7月の豪雨以来だった。三宅村は村内全域の1553世帯2388人に避難指示を出した。御蔵島村も村内全域の174世帯313人に避難指示を出した。

台風14号は東に進んだ後、南に進路を変える可能性が高い。この時期の台風は日本に接近した後、上空の偏西風に流されて北東方向に進むのが一般的だが、今回は偏西風が通常より北側にあり進路に影響が出にくい。

台風の今後の進路では北西の風が吹いており、台風は南へUターンする形になるとみられる。12日には熱帯低気圧に変わる見通しだ。

10日は三宅村で1時間に86.0ミリの猛烈な雨が降り、高知・室戸岬で最大瞬間風速31.8メートルを観測。7日以降の総降水量は三宅村で590ミリ、和歌山県那智勝浦町で550ミリ、三重県尾鷲市で510ミリ、静岡県伊豆市で470ミリに達した。

これまでの雨で三宅村や三重県内で土砂災害が発生したが、けが人は確認されていない。9日には和歌山県串本町で50代女性が強い風にあおられて転倒し、左足の骨を折る重傷を負い、神戸市中央区でも80代男性が転んで顔に軽いけがをした。

台風14号は11日午前5時現在、伊豆諸島・八丈島の南約120キロの海上を時速約15キロで東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。

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