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QRコードで手荷物受け取りの3密回避 中部空港で実験

IT(情報技術)を利用して空港内の「3密」を避ける実証実験が14日から、中部国際空港(愛知県常滑市)で始まる。手荷物受取所にQRコードを設置し、航空機から降りた客が半券の番号を照会するとスマートフォンに荷物の到着時刻が分単位で届く。

QRコードで読み取り荷物番号を入力すると到着予定時刻が分かる(9日、中部国際空港)

機体から降ろした荷物を運ぶベルトコンベヤー上にカメラをつけ、バーコードやICタグを読み取る。利用者はアプリをダウンロードする手間をかけずに済む。コンベヤー上では紫外線装置に通し、新型コロナを99.9%除菌できるという。

空港内で荷物を運ぶカートも専用の装置で丸ごと除菌する。カート上のQRコードをスマホで読み取ると、除菌された時刻を表示し利用者の安心につなげる。

実証実験はデンソーウェーブ、空港内外の施設を手掛けるエージーピーなどでつくるNPO法人が担う。11月6日まで。2021年夏の東京五輪・パラリンピックを控え国内の各空港に仕組みを広げたい考えだ。

同法人の水野一男会長(東京大学大学院情報学環客員教授)は「入国審査が顔認証の導入でスムーズになったことで、手荷物受取所が3密になりやすい。一連のシステムを導入して解決につなげたい」と話す。

中部国際空港の八鍬隆執行役員は「カートを一台一台アルコールなどで拭き取る労力や時間をかけず、従業員への感染リスクも抑えられる」という。

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