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SHIFT、好決算と新幹部を好感 上場来高値を更新

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9日の東京株式市場でソフトウエアの品質保証を手掛けるSHIFTの株価が急伸した。一時前日比3000円(19%)高の1万9070円まで上昇。株式分割考慮後ベースの上場来高値を更新した。前日の取引終了後に発表した2020年8月期の連結純利益は前の期比70%増の16億円と目標を上回る着地。キーエンス元社長が副社長に就任する人事も発表され、成長期待が高まっている。

終値は1930円(12%)高の1万8000円で、東証1部の値上がり率ランキングで3位だ。前日の日経平均株価の反発を受け個人投資家が資金を活発に動かす中で、SHIFT株には「好決算を材料視した買いが集まった」(SMBC日興証券の太田千尋氏)

8日に発表した業績目標の水準も高い。21年8月期は前期比57%増の450億円、25年8月期には3.5倍の1000億円を掲げた。積極的なM&A(合併・買収)で人材を確保し、事業拡大に向けた経営基盤を固めてきた同社。元キーエンス社長の佐々木道夫氏が、社外取締役から副社長に就任する役員人事も発表され、「営業力の底上げによる成長ストーリーの説得力も高まっている」(いちよし経済研究所の藤田要氏)

予想PER(株価収益率)は136倍と、東証1部平均の25倍を大きく上回る。SBI証券の畑田真氏は「割高感は否めないが、中小ITグロース銘柄全体で投資尺度が切り上がっている」と指摘。市場からは「成長を織り込めば許容できる水準」(国内証券)との声もあがる。当面はIT投資による需要増をどれだけ取り込めるかが、上値を探る材料となりそうだ。

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