武蔵野銀行、「暦年贈与」で信託商品 非課税枠を活用
武蔵野銀行は年110万円までの贈与が非課税になる「暦年贈与」を活用した新たな信託商品を発売した。贈与契約書の作成や振り込みなどの手続きが要らず、最大5人の親族に指定した金額を年に一度贈与できる。生前の円滑な資産承継を支援し、相続税の負担軽減につなげる。
商品名は「むさしの暦年贈与型信託~贈る想い~」で信託期間は30年。信託金額は500万円以上で、契約後に追加できる。贈与依頼書を毎年郵送し、贈与の意思を確認する。対象の親族や金額も毎年変更できる。
契約時の信託財産の額に応じた手数料と年1万1000円の管理手数料がかかる。これまでも遺言代用信託などを扱っており、商品やサービスの幅を広げることで多様化する相続関連ニーズに対応する。

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