学術会議「点検は妥当」 自民・世耕氏、予算や人員で

2020/10/9 19:40
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自民党の世耕弘成参院幹事長は9日の記者会見で、政府・与党内での日本学術会議の見直しの動きについて適切だとの認識を示した。「役割や予算、人員の規模が適切か徹底的な点検は極めて妥当だ」と述べた。

立憲民主党などの野党は9日、国会内で日本学術会議の会員任命を巡って合同ヒアリングを開いた。同会議の大西隆・元会長が出席し「選考基準と違う基準を適用し、任命拒否したとなれば日本学術会議法違反になる」と指摘した。

大西氏は2016年の補充人事の際に首相官邸から説明を求められ、人事案に難色を示されたことも明らかにした。

東京大は9日、菅義偉首相が日本学術会議の新会員候補者の任命を見送った問題で「同会議の要請への真摯な対応を政府に望む」とする声明を発表した。

声明は五神真学長名で出した。明確な理由を示さないまま任命を拒んだ経緯を踏まえ「これに端を発した混迷と相互不信は学術が持つべき本来の力を大きくそぐものだ」と指摘した。「冷静な論議を深め、社会から学術に寄せられている期待と信頼に応える努力をしなければならない」と訴えた。

声明では、学術会議を「独立性の高い機関」とした。「同会議の置かれた状況が早く正常化し、求められている役割を果たすことができるよう」事態収束を呼びかけた。

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