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武田薬品など、血液由来のコロナ薬を最終治験

血液成分を使う治療薬の実用化を目指す

武田薬品工業は9日、世界の製薬13社で開発する新型コロナウイルス感染症治療薬について、最終段階の臨床試験(治験)を始めたと発表した。新型コロナ感染症から回復した患者の血液成分を使う血液製剤で、治験は米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)が主導する。結果は年内にも出る見通しだ。

武田は米製薬大手のCSLベーリングなど12社と提携。新型コロナ感染症から回復した患者の血液成分を抽出し、免疫機能を高める「血漿(けっしょう)分画製剤」を開発する。治験に使う薬は武田の米ジョージア州の工場などで生産する。

今回の治験はNIAIDが主導し、抗ウイルス薬「レムデシビル」と併用する。米国のほか、日本やメキシコなど計18カ国で500人程度の患者が参加する予定だ。

同様の治療薬はスペインの血液製剤・診断大手グリフォルスなども開発中で、NIAIDの治験に参加するという。

武田は5月時点では今夏にも治験を始めるとしていたが、「治験の進行はNIAIDが管理している」とコメントした。

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