米ウェイモ、自動運転車利用の無人サービスを一般提供

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2020/10/9 10:51
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【シリコンバレー=奥平和行】米アルファベット子会社の米ウェイモは8日、自動運転車を使った無人の配車サービスを米アリゾナ州フェニックス市で一般の利用者向けに始めたと発表した。従来は補助ドライバーが同乗していた。同市では2017年から公道走行試験やサービスの限定的な提供を進めており、成果を踏まえて本格的な提供に移行する。

米ウェイモは欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の車両を無人サービスに使う。

まず同市での走行試験などに活用してきた欧米自動車大手、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のミニバン300~400台の一部を使い、18年に始めた有償サービス「ウェイモ・ワン」の登録利用者向けに提供する。数週間以内に新たな利用者へのアプリ提供や配車を始める。

米グーグルの兄弟会社にあたるウェイモは16年に発足し、17年に監視役を務める補助ドライバーが同乗しない無人運転車を使った公道走行試験をフェニックス市で始めた。18年12月には補助ドライバーが付き添うウェイモ・ワンを開始し、同社の広報担当者によると現在、月間利用者は数千人規模という。

20年にはウェイモ・ワンの利用者の一部と秘密保持契約を結び、補助ドライバーを同乗させない形での配車サービスを提供した。こうした取り組みで無人サービスの知見を蓄え、本格的なサービス提供に活用する。運賃は補助ドライバーの有無にかかわらず同じで、「手ごろでほかのサービスに対抗可能な水準」としている。

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