航空生き残り、時間との戦い 国際線なお8割減
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新型コロナウイルスの感染拡大で需要減が続く航空業界が浮上に向けもがいている。全日本空輸(ANA)は今冬の一時金を創業初のゼロとし新たな希望退職も募る。国内線は回復傾向だが、国際線は稼働が前年8割減と不振が続く。手元資金の流出が続く状況では、雇用調整助成金を使った雇用のつなぎ留めにも限界がある。生き残りは時間との戦いだ。
「生活にも大きな影響を与える事態であり、大変心苦しく感じている」。7日、ANAホールディングス
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