東京都の新規感染、下げ止まり 100~200人台の日多く

2020/10/8 23:18
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東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者数は下げ止まりの状態が続いている。8月上旬のピークを過ぎた後も100~200人台の日が多く、8日は248人の感染が確認された。

7日までの1週間平均の新規感染者数は約162人で、感染経路は「家庭」が3割で最も多かった。8日に開かれた都の「モニタリング会議」で、感染状況の警戒レベルは4段階で2番目に深刻な「再拡大に警戒が必要」が維持された。

4月、東京都は連日200人近い感染者が確認される「第1波」に見舞われた。国の緊急事態宣言や大規模な休業要請を経て、5月中旬には一時1桁台に落ち着いた。

5月下旬に宣言が全国で解除された後は再び増加に転じ、7月末以降、400人台の新規感染が発生する「第2波」に直面した。ピークは越えたものの今も100人を下回る日は少なく、横ばいの状態が続いている。

感染者が減らない理由として、都は「経済活動が再開し、人の流れが活発になっていることが影響している」とみる。第1波ピーク時に1日約1400件だった検査体制が10月には約1万200件まで拡充され、感染者の早期発見が可能になっている面もある。

入院患者数は10月6日に約2カ月半ぶりに千人を下回り、医療提供体制は改善している。

都は「今は感染対策と経済との両立を図る段階」と説明。冬に向けてインフルエンザとの同時流行の恐れもあり、引き続き感染対策の徹底を呼びかけている。

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